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現代医療、代替医療も含めた数ある健康法の中から患者目線に立った価値ある情報を発信します。

特定非営利活動法人 日本融合医療研究会

開講プログラム

健康食品・サプリメント 第2 , 3回(全3回)

セミナー実施報告

全3回にわたってお送りした「健康食品・サプリメント」。2、3回では、国の立場から見たサプリメント、そしてサプリメントを利用する前に知っておきたい栄養療法について学びました。

 

「サプリメントの現状と問題点-健康被害の未然防止と拡大防止を中心に」

国立健康・栄養研究所 情報センター 梅垣 敬三氏

梅垣敬三先生

情報リテラシーを高め、正しい製品選びを

「有効成分が多く含まれているほうが効く」「天然成分なら安心」「原材料の有効性が確認されているので、この製品は安全」など、サプリメントの効果はイメージで捉えられがちです。梅垣先生が「サプリメントの問題点は、情報の氾濫に対し、消費者の教育が追いついていないこと」とおっしゃったように、サプリメントという製品を知るには、スペックの見方を知らなければならないのです。

今回の講演は、メーカーの情報発信と違い、サプリメントの摂取を積極的にすすめていないのも印象的でした。サプリメントが不要だというわけではなく、サプリメントは本来栄養が不足している状況で有効性が発揮されるものであるということ、場面を見極める必要もあるということです。

全体本来、栄養素とは食事から摂取してこそ。食生活は人が長い年月をかけて受け継いできたもの安全性も機能性も選別されてきています。新しい食習慣であるサプリメントは食事の中心にはなり得ない…サプリメントに頼る前に、食生活を見直すことも必要と気づかされます。

(独)国立健康・栄養研究所情報センターのサイトでは、サプリメントについて、特定の成分の有効性(エビデンス)や、そもそもサプリメントは何かという根本的な疑問が調べられます。消費者としてサプリメントを利用するとき、患者さま、お客さまへアドバイスするときにも利用しましょう。

 

「こころとからだの栄養 基礎から臨床まで」

新宿溝口クリニック 溝口 徹氏

溝口徹先生日本人の食事は栄養不足?

食生活が大事なのはわかりますが、果たして私たちの食事は健康的といえるのでしょうか。外国人も注目するヘルシー食「日本食」には、実は糖質過多という落とし穴があると気づかせてくれたのが溝口先生の講演です。「米中心の和食は長い間日本人が食べてきたもの」と思いがちですが、「白米を食べる習慣は戦後から」と溝口先生。

最近でこそ未精製穀物が注目されていますが、今の日本人の食事は、白米、小麦粉、白砂糖などの精製穀物が中心です。低カロリーや減塩をうたっていても、糖分の多い加工食品もたくさんあります。よほど気をつけない限り、糖質過多に陥る環境といえるでしょう。糖質の多い食事は、血糖を乱高下させて多くのホルモンを分泌させるため、糖尿病やうつ病、アレルギーにつながると報告されています。

懇親会講演では、糖質を減らして摂るべき栄養素、タンパク質や、食物繊維、鉄分、ビタミンBなどの重要性を理解することができました。

レシピ本やファミリーレストランのメニュー表でも、カロリー表示や塩分表示をよく目にします。糖分が表示される日も来るかもしれません。

セミナー概要

健康ブームやメディアによる情報操作が氾濫しているいま、健康食品・サプリメントの売上は増加の一途をたどっています。しかし、広まれば広まるほど基礎的な知識を持たないまま健康食品を利用する方も増えています。また健康指導をする立場にある方の知識不足も否めません。間違った使い方や指導により、メリットを十分に実感できなかったり、逆に健康上のトラブルを起こしてしまうこともあります。そのようなことにならないよう、健康食品・サプリメントを利用する際の最低限の基礎知識を徹底的に、そして集中的に勉強することで、一生涯役に立つ考え方や使い方を習得します。
今回は全3回の講義の第2,3回目となります。

【日 時】 2012年11月11日(日) 10:30~16:30(開場10時)
【会 場】 東海大学代々木キャンパス4号館 4413教室(地図

〒151-8677 東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4
小田急線「代々木八幡」駅または「代々木上原」駅下車徒歩10分
京王井の頭線「駒場東大前」駅下車徒歩10分
地下鉄千代田線「代々木公園」駅下車徒歩10分
【定 員】 40名
※定員になり次第締め切らせて頂きます。
【プログラム】 梅垣 敬三先生 10 時 30 分~12 時 30 分 (質疑応答 15 分含む)
「サプリメントの現状と問題点-健康被害の未然防止と拡大防止を中心に」

溝口 徹先生 14 時 00 分~16 時 30 分 (質疑応答 15 分含む)
「こころとからだの栄養 基礎から臨床まで」
【お申込締切】 2012年11月7日(水)

講師プロフィール

◆「サプリメントの現状と問題点-健康被害の未然防止と拡大防止を中心に」

錠剤・カプセル状のサプリメントが明確な法的定義のない状況で多くの人に利用され、それによる有害事象が散見される。有害事象は製品に何ら問題がなくても、利用者の体質、過剰摂取、医薬品との誤用や併用などによって起こる。消費者の自己判断によるサプリメントの利用が、適切な医療の障害になっているケースもある。これらの問題への対応として、科学的根拠に基づく安全性・有効性情報の効果的な提供が望まれる。

梅垣 敬三先生
1985 年静岡薬科大学大学院博士課程修了。1986 年国立栄養研究所に入所。研究員、主任研究官、室長を経て 2008 年より情報センター長。食品成分の安全性と有効性に関する研究をおこなっている。

◆「こころとからだの栄養 基礎から臨床まで」

年代を問わず,うつ病などの精神疾患に悩まされる人が増えています.医療機関に通うほどではない軽度のうつにかかっている人も含めれば,かなりの数になるでしょう.うつ病をはじめとする心の病に対して,私がおこなっている治療法は,血液検査データに基づき,食事やサプリメントによって症状の回復をはかろうというものです.これは分子整合栄養医学(オーソモレキュラー療法)と呼ばれるものです。実際の改善例とともに基礎から臨床までをお伝えします。

溝口 徹先生
新宿溝口クリニック 院長
2000 年から一般診療に分子栄養学的アプローチを応用し始め、治療が困難な疾患にたいする栄養療法を実践し多くの改善症例を持つ。
2003 年、日本初の栄養療法専門クリニック『新宿溝口クリニック』を開設。

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